遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

カーテンを開いて静かな木洩れ日の

祖父の初七日。
既に実家から自宅に戻っているので、何となく自宅の方を向いて手を合わせた。

今日も休み。
会社の慶弔休暇が、思っていたよりも長い。

相続関係の知識があるのを生かして、少しだけ実家の手伝いを自宅からする(今風に言えば「リモート」なのか…)以外は、実際のところただの休日だ。少しだけ罪悪感。

しかし、罪悪感に勝る、ものすごい疲労感とアレルギー症状がある。
寝ても寝ても眠れる。

ここは割り切って静かに祖父を偲びつつ、たまった疲れをとろうと決めた。


タイトルのフレーズは、荒井由実の「優しさに包まれたなら」の中の歌詞。

とても好きな曲だ。

実家は森に囲まれているので、カーテンを開けて縁側に座っていると、木洩れ日の光が入ってきてとてもきれいだ。

この歌を聴いていると、その光景が浮かんでくる。

そうしてぼんやりしているうちに、昼、3時には畑からぞろぞろと祖父や祖母が帰ってきて、みんなでご飯を食べたり、アイスを食べたり、昼寝したりする。何気ないけれど、とても良い思い出。


今回帰省したときも、同じように縁側に座り、息子たちと過ごした。

ただ、悲しいことに、徐々にアレルギー症状が出始めた。私も、息子(次男)も。

ここ数年でイネ科の植物へのアレルギーが一気に悪化した私と、それを受け継いでいる息子たちにとって、縁側でのんびりすることは、安らぐけどその後の代償が大きかった。


自宅へ戻った途端、鼻の中に謎の出来物が出てきて、左の鼻だけ妙に痛い。
耐えていたが、何だか辛いので、諦めて耳鼻科を受診した。


ああ、アレルギーだね、数年前もあったから、無理しないでね…ということで薬をもらった。
前回はそれを我慢した結果、急性副鼻腔炎で高熱を出して苦しんだんだった。思い出した。

蕁麻疹も少し出てきたので、これは割り切って、きっぱり休養する。


母の入院、祖父の死去、そして次男の検査入院と、家族の体ばかり気遣っていたので、自分のこともいたわって、早めに復活しなければ…