遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

頑固者といわれても

一昨日の帰り道、火星が綺麗に見えた。

火星はやはり赤いのか。

セーラーマーズのイメージカラーも赤だったっけ、と思い返しながら、火星を横目に車を走らせていた。


体調が優れなかったので、昨日一昨日は帰宅したらとにかく眠ることばかり考えていた。

そんな中で、実家から連絡があり……相続の愚痴や、身内の結婚やらの話をされた。

自分のブログなのである程度好き勝手書いてしまうし、前にも何度か触れているけれど、私の実家はなかなか面倒なことが多い。


なので、それら一切が煩わしくて、ここ最近は母と妹以外からの連絡は絶ち、距離を置いていた。


お金の亡者になっている親戚を見ると、何か裏切られたような、今まで信じていたものが何だったのか、根底から分からなくなる感覚をいつも覚える。

そんな人たちに「家族なんだから!」とか言われても心が冷える一方だ。


かたや、結婚の挨拶に来るという親戚は、すっかり相手の彼女に舞い上がり、もはやそれしか見えていない。

祖父が危篤になり、身内に会わせるようにと言われたのを受けて、「すぐに身内になるんだし、もう死んでしまうならその前に会わせなきゃ!」と言い、今は他人のその恋人を、コロナで厳戒態勢の病院に連れてこようとしたのを見て、おそろしく引いてしまった。

ふざけるなと珍しく一喝してしまった。
あまり人に対して怒りをあらわにするのは好きじゃないけれど。
他の親戚もそこが同意見だったのは救いだった。

その彼女が、現金書留で香典を送ってきたことも、手術をしたばかりの母親に向かって「俺はこれからは彼女の両親の方を大切にする、だから、面倒な病気にはなってくれるな」と言い放ったことも、積み重なってプツッと切れた。
たしなめる気も、関心もなくなってしまった。


愚痴ばかり書いてしまったが……


そんな人たちとの集まりに呼ばれているけれど、どうしてもどうしてもどうしても気が乗らない。


私は、小さい頃から、何かに対して一度心の中で「NO」のランプが灯ったら、まず覆らない。

頑固者だと良く言われるけれど、嫌なものは嫌なのだ。



火星を眺めてぼんやりしながら、「いけたらいく」という、超消極的な返事をしたけれど、心の中では何とか行かずに済む方法を考えている。


……というか、おそらくバックレる。




今回はかなりネガティブな日記になってしまった。