遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

ほうれんそう鍋

今週のお題「鍋」


寒くなってきて、暖かいものが美味しい。

色んな鍋があるけれど、一時期ものすごくハマったのが、タイトルの、ほうれんそう鍋。


材料は最低限5つ。

ほうれんそう→たくさん
豚肉→部位はお好みで(個人的にはロースかモモ)
ねぎ→これもたくさん
おろししょうが→1かけ、チューブも可
酒→適当
※あれば昆布(無くても何とかなる)


昆布があれば入れてお湯を沸かしたら、そこにお酒を入れておろし生姜と豚肉を入れて、ほうれんそうとネギをガサーッと入れて、火が通ったらおろし生姜や七味を入れたポン酢で食べる。それだけ。


昔、下宿していた頃に、良く出されていた鍋だった。

中学を卒業して、田舎から盛岡の高校に入学したけれど、本州一の広さを誇る岩手ゆえ、通うのは厳しくて実家を出て下宿をした。
その時に教わったその鍋は、「常夜鍋」とも言うらしいのだが、それを知ったのは相当時間が経ってからだった。


大学に行ってひとり暮らししてからも作ったし、そして今も良く作る。
岩手はほうれんそうの産地が多くて、比較的安価で手に入るので、時短にも節約にも助かる鍋だ。



ちなみにこの鍋は、少々多いかな?と思うくらいお酒を入れると、美味しくなる気がする。


私は全くお酒が飲めない下戸で、ビールコップ半分でも翌日仕事に行けなくなるほど弱いので、一度、ひょんなことから美味しい日本酒をいただいたとき、悩んだ末に思い切って料理酒として使うことに決めて、その鍋を作った。

さすが純米大吟醸、美味しかったっけ。
背徳感?罪悪感?はあったけれど。
お酒の味わい方は色々、ということで。