遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

年末の出来事

あれは年末、次男の誕生日。

その数日前に急遽休み→仕事になってしまい、無理を言い元夫の実家へ子どもを預けた日。

誕生日ケーキも、受け取り時間が限られるので、いつもの行きつけのケーキ屋ではなく、ショッピングセンターの中のケーキ屋に予約して、遅い時間に受け取りに行くことにしていた。
前もって予約していなくて良かった。


それでも、受け取りは急いで走らないと間に合いそうもないなぁと思っていたら、優しい上司が「まーさん、次男くん誕生日だったよね?早く帰ってあげなよ」と少し早めに退勤させてくれた。

心から感謝してケーキ屋へ向かった。

ケーキ屋のお姉さんはとても優しくて、「お待ちしておりました!」と、丁寧にケーキを包んでくれた。
お誕生日おめでとうございます!そして、もし良ければ福引を引いていってくださいね、と言いながら、千円で一回引ける福引券を二枚くれた。(ケーキは2900円だったから)

何となく軽い気持ちで福引会場へ行き、同時に来た人へ順番を譲った。
そして私の番。
ガラガラと回して出た玉は、赤色と黄色。

赤はティッシュ
ん、黄色?

…まさかの特等。

ズワイガニを当てた。

カニ?!
今年はカニが高かったので買う予定はなかった。
しかし、カニの方から我が家へ来てくれるとは。


2022年の運を最後の最後に使い果たしたのかもしれないし、あるいは今年の運を少々前借りしたのかもしれないが、いずれにせよ、何だか嬉しい年の瀬の幸運。


そのカニは、大晦日カニ鍋にした。

岩手だと割と毛ガニは食べるがズワイガニは食べ慣れない。ホントはもっと美味しい食べ方があったのかもしれないけれど、沿岸の友人に聞き、大雑把にレシピを聞いて作った。


とても美味しくて、温まる大晦日の夕食になった。