この週末、母が来ていた。
私がどうしても一人で出かける諸用があり、1か月ほど前から、5時間ほど子どもたちの面倒を見てほしいと頼んでいたのだった。
子どもたちはとても、とても喜んだ。
母も、たくさん食べ物などを抱えて来てくれた。
ずーーっと一緒にいると喧嘩が絶えなくなるのだけれど、たまに会うと嬉しいものだ。
コロナ禍で、がんの治療中の母に会うのを躊躇っていたけれど、前もって準備してきっちり出来る限りの予防をして、今回会えたので良かった。
会わずにいると、不安は増幅する。
人間の性で、嫌だった思い出や悲しかったことが鮮明に記憶に残る分、「母親とは仲が悪い(気がする)」と頭の中で考えてしまい、それでさらに会うのが億劫になる、という悪循環を私は割とよくしてしまう。
だから、無理矢理に理由をつけてでも、時々会っておくのが、良い関係でいられる方法かなぁと、最近は思う。
そんな母が、バレンタインね!とリッチなマカロンを置いていった。
丁寧にお茶を入れて、ゆっくり食べる。