遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

遅いけれど、追悼

先日の和泉宏隆さんの訃報にはひどくショックを受けた。

気付くとそこにある、というのがしっくり来るような、あの方の音楽はそんな存在だった。

F1の疾走感あるTRUTHという曲も、吹奏楽をしていたら一度は聴いたことがあるであろう宝島も、繰り返しリピートして意図的に聴くと言うよりは、気付くと生活に染みていて、口ずさんでいるような、そんな感じ。

和泉さんのアルバムを何枚か持っているのだけれど、特に好きなLights in a Distanceというアルバムを昨日は聴いていた。

何でなのか分からないけれど、和泉さんのピアノが鳴ると世界がキラキラして見える。

コード進行や、旋律、リズム、つまりは全部に何度も癒やされてきた身としては、もう、新たな音を紡ぐことがないんだということは受け容れがたくて悲しい。


どうにも受け容れがたくて、訃報からすぐ言葉に出すのが難しかったけれど、昨日の昼に、radikoを何気なく聴きながらベランダで洗濯物を干していたら、バンド編成での宝島が流れていて、それが快晴の空によく映えて、幸せな気分になった。

それで、ブログでも書こうと思った。

和泉さんはいないけれど、和泉さんの音楽はいつでも私にとっては大好きなまま。



これからもたくさんたくさん、和泉さんが遺した色んな音楽を聴き続けようと思っている。