遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

いまいちどコロナのことを考える

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ハイビスカス、一気に4輪咲いた。
黄色と赤、鮮やかだ。

1日しか咲かないその花の命にパワーをもらう。

花は癒やしだ。



先々週のこと。
その翌週に、どう考えても三密になる会合が、3日連続で予定されていた。

私はそこにメインで参加することで指名されていた。

こんなに感染者が増えているのに!

全国から見たら少ないかもしれないけれど、それなりに感染者が増えてきているし、そもそも病床はコロナ前から少ないのだから、かかると大変。


しつこくしつこくしつこく、参加中止にしようと上司に掛け合った。


なのに、最初に掛け合った直属の先輩…
「サラリーマンなら言われたことを粛々とやるべき」「県や国の指示よりまず目の前の上司の指示」「必要なら密もやむを得ない」と言う。

さらには「あなたワクチン1回打ったんでしょ?じゃあかかっても死なないんじゃない?」


…これはダメだ。話すだけ無駄、とさらに上の上司へ。

「上に相談する」

…少し進展。


そして上に相談。

「前広に検討する」
「さらに上に相談する」

…まだ決まらない。


そしてさらに上に相談。しているうちに、感染者がさらに増えた。


「…いや、言うまでも無く中止でしょ。何で出ろって話になってるの」

ということで、中止を決めるまでに約5日かかった。




こんなんだから、決まるものも決まらないし、誰かに責任を押しつけているうちに対応は遅れて感染者も増える。


そんな感じで、さらにデカいスケール感の出来事が、きっと現在進行形で日本中のあちこちで起きているんじゃないだろうか。






俯瞰すると悪いところが見えてくるし、あそこが悪い、こうすべきという意見も出せるけれど、その真っ只中にいて、歯車の1つとして動いていると、そういうのが見えにくくなる。



正しいこと、正しくないこと、望ましくないことが、色んな情報を見聞きしているとよく分からなくなる。


家族の会社でクラスターが発生して、家族が自宅待機、PCR検査待ち、という同僚に対して、「来るな」と罵る人たちをなだめながら、私は冷静なのか、自分のしていることは、果たして正しいのか、何か大きな力に飲まれて、本質を見失っていないのか…ぐるぐる考えた。


コロナは怖い。
ホントに怖い?
どうして怖い?
やっぱり怖い。色んな意味で。


…冷静にならなければ。