遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

生活は分岐点の繰り返し

日々の生活は、分岐点の連続だなぁ、と、毎日のように思う。


少し前、たまたま出かけた夜のコンビニで、仕事では全く接点のない職場の人を見かけた。
いつも知っている笑顔と違って表情は暗く、むしろちょっと怖い。


昼間の姿とは全く違う様子から、とっさの判断で、敢えて声をかけなかった。


その後、その人は先月から突如として会社へ来なくなったのだと聞いた。

みんなその人に何が起きたか知らないという。
誰も近況が分からないという。


昼の話と夜の出来事とで色々と思うところがあり、何か言うべきか迷ったが、憶測が憶測を呼ぶのは良くないので、断片的なことは伝えずにもう少し様子を見てみようと思った。



また別の日、ロッカーで着替えていたら、年上の職場の人たち2人が、別な人の悪口をガンガン言っていた。

話題に入らず黙々と着替えていたら、「ねぇ、まーさんもそう思うでしょう?腹立つでしょ?」と突如訊かれた。


咄嗟に「すみません、今、今夜何食べようか真剣に考えていたら何にもお話聞いていませんでした…何のお話でしたか??」と尋ね返してしまった。

相手はまた1から話す気が無くなったらしく、「そっか…、ところで夕飯何食べるの?」と質問が変わった。


こういうとき、「そうですね」「確かに腹立ちますね」と同調するのは危険だ。


人によっては「まーさんがそう言ってた!」と、伝聞時に当事者がすり替わることがあるからだ。


…こんな感じで、特に人間関係においては、事態を好転させたり火に油を注いだり、咄嗟の判断で、良くも悪くも色んなハプニングを引き寄せる。


子どもの頃はそんな風に思わなかったけれど、経験則から、徐々に切り返し方、身の処し方を学んでいく。


ロープレのゲームみたいだなぁと思う。


失敗も多いけれど、常に思うのは、なるべく誰かを傷つけたくない、自分も傷つきたくない、それに尽きる。