遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

暴風の木曜日


風がとても強い日だった。

運転していて木の枝が飛んできて怖いなぁと思っていたら、カーナビから緊急速報。そして、黄砂で霞む空。
朝からテンション下がるコンボだった。


日曜に泣いてふてくされたまま、一応「またね」と言ってその日は別れた彼とは、職場ではすれ違ってもまともに顔を見られなかった。


しかし、ものすごく珍しく、彼から連絡があった火曜。
「作業部屋に随分こもっていましたね」
「来客対応大変そうにしてましたね」
「体調大丈夫?」
…と、意外にもあちこちで見られていたようだ。

嬉しいかも、と思う反面、その程度…とまだふてくされる自分もいる。

あまり認めたくないが、最近何をしても「当たり前」な私を、どうにか誰かに認められたい心持ちがあることに気づいてしまった。

そんな承認欲求なんて、いい大人になって恥ずかしいなぁと思ってしまったが、誰しも多かれ少なかれ持っているものなはず。

自分で自分を否定したらもはや誰も味方じゃなくなりそうなので、たまには許してあげるのもいいのかもしれない。


彼との関係は職場の人は誰も知らない。
唯一知っていた後輩は3月末で辞めてしまった。
リアルな人間関係上では彼の愚痴は言わない。
言う相手も、いない。


厳しい毒舌やたまに見せる笑顔に一喜一憂し、お互い経済的には自立しているのでお金の精算はその時々でどうにか割り勘して、バランスをどうにか保つこの関係だが、もう少し、こちらに興味を持ってくれても良いのにな、と思うことも多い。

だからこそ、さり気なく、見ているよと言われることは、じんわり嬉しくなってしまう。


疲れて脳内偏差値が大幅にダウンしているこの時間帯、何が言いたいのか分からない日記になったが、とりあえず、今日が終わって、良しとする。