1年ちょっとまえの記事で
https://makrurylife.hatenablog.com/entry/2021/01/31/110500
病にかかった遠くの知人を案じていた。
このご時世でなかなか会えなくて、メールでやり取りしながら、近況を伝え合っていた。
夏頃だろうか。
ぱたりとメールが途切れた。
心のどこかで、悲しい予感を感じながら、でも受け止めたくなくて、知らないふりをしていた。
そして、昨日、とうとう事実として、その知人がもうこの世にいないことを知った。
覚悟していても…悲しい。
またね!って最後に会ったときに、ハグしてくれたこととか、妊娠中だった頃に一緒にそば屋さんに行ったこととか、会えた回数は少なくても全部思い出が宝物だ。
何より強く覚えているのは、東欧を旅したときに、よく晴れた空の下で
「まーちゃん、背筋を伸ばして、胸を張りなよ。そうしていれば、これから大人になったとき、たくさんの良いことを受け止められるからね」
…と、言ってくれたことだ。
当時10代だった私だが、今でも忘れられない。
祖母に続いて親しい人を亡くしたことが心の底から悲しいけれど、思い出は忘れず、また前を向けるようにありたいと思う。