遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

桜…ひゅるりーら…


満開の桜を見に、本来の用事のついでに、紫波町の城山公園というところへ行ってきた。


街中から少し離れた高台にあるこの公園。

町内や、隣の町まで見下ろせて、天気が良ければ周りの山々もきれいに見渡せる。

特にお祭りらしきことをしているわけではないので、みんな桜を見てサーッと帰る。だから、さほど混んでいなかった。

でも、きれいだった。

遠くからその公園を見ると、桜の山みたいになって、ほんのりピンクでとてもきれい。


せっかくだし、と思い、突然だが彼も誘って子どもたちも連れて、ショートお花見をすべく向かった公園。

昨日は強い雨が降っていたようだけれど、まだ咲いたばかりだったので散っておらず、雨に濡れて艶っぽい桜はきれいだった。

ただ1つ予想外のことが。

思いのほか、寒かった。

今日は前日までより明らかに寒い。

寒がる息子にコートを貸し、ひんやりした風を受けながら桜を見て、サッと帰路へ。


ケツメイシの曲「さくら」では、ひゅるりーら、という印象的なフレーズが出てくるが、今日はそのフレーズが別な意味(※風が冷たい)で脳内再生されていた。


彼はあまりお花見もしないらしく、小さな声で「すごいっすね」とつぶやく程度のリアクションだったが、珍しくスマホを取り出して写真におさめていた。

気持ちを表に出さないタイプの彼だが、どんなとき嬉しくて、どんなときはビミョーで、どんなときはイライラしているのか、また少しずつ分かってきた気もする。

付き合いだして約4か月。
毎月思うけれど、実際の月数よりも、もっと長いこと一緒にいるような気さえする。

気づいたら時が経っている、というのは、幸せなことでもあるのかもしれない。