遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

続、タフすぎるでしょ

2週間ほど前。

真夜中3時に、私と2歳下の妹弟(※妹と弟は双子)、そして母の4人で作っているグループラインに、弟からメッセージが入っていた。

緊急時や法事のような事務的な連絡時しか使わないグループなのに、珍しいなと思い覗いたら…

これから走ってきます、と。


100キロマラソン…!

長いって…(-_-;)
聞いただけで息がゼーハーしそうだ。


その後しばらく音信不通になり、大丈夫だったのかなぁ…と、母と妹が話していた。

弟のことなので、何かあれば嫁ちゃんから連絡あるだろうし、そのうち何か来るんじゃないかなーなんて思っていたら…

およそ11時間半かけて完走しました、と後日連絡があった。

11時間半…(-_-;)
長い…。

完走したのか。
北上市から雫石町までの距離、車でも面倒なのに、足で走り抜いたらしい。


ちなみに、どう考えてもランナーな体型じゃない弟。
誕生日に何欲しい?と聞くと、即答で「プロテイン」の、筋肉オタクの弟。


ごつくて重そうなのに、完走するなんて偉いなぁ。

お疲れさま、のスタンプを送ったら、なかやまきんに君のスタンプが返ってきた。通常運転だなと思った。
やーっ!って音が出るスタンプだったし。


100キロは無理だけれど、走るって楽しい、というのは共感する。
走ったあとの達成感も、走る途中の風を切る感じも。
昔は私も速い方だったらしい。800メートルとか、そのくらいの距離の種目を走っていた。


20歳で風邪を発端に突然悪化した喘息と、過去の膝の大怪我が無かったら、今ももっと走っていたかもしれない。スポーツも、もっと楽しめていたかもしれない。

でも、代わりに得たものもある。
それが今の私を作る。

それに、がっつり本気で走れなくても、風を感じて歩いたり、軽く短くランニングしたり。楽しみ方は色々。

少しずつで良いことにする。

まずは弟にお疲れさまと言いたい。