雨と晴れの境目の空。
台風の前、不安定な空と空気。
…お盆休みがほぼ無い職場なので、頭はずっと通常モード。しかし、心の片隅がお盆モードで、仕事と夏休みの間でココロがユラユラしている。
低気圧が近づくと、頭痛と喘息が少し悪化する。昔からのことだ。
だからなのか、ここ数日は私のココロも、少し不安定だ。
最近明け方に目覚めるくせがついて、そこでいつも、カーテンを半分開けてベッドに戻り、ぼんやり外を眺める。
子どもたちが寝ぼけてくっついてきたり、踵落としをかましてきたりするのを、ヨシヨシとなだめたりハグしたりしながら、空の雲を見る。
虫の声が聞こえて、電車や車の音が聞こえて、その狭間から鳥の鳴き声もしている。
また今日を、手繰り寄せた。
また今日が始まる。
そう思いながら、微睡んでいると、どんどん夜は開けて空は明るくなる。
夜と昼、夢と現実の境目、コントラスト。
きれいで不思議で、穏やかな時間。
日記を書いている今もまた、夢と現実の境目を行き来しているようなぼんやりした気分。
境目、つなぎ目の、橋渡しの時間。
私など、夢と現実の間にハマり込んで出てこなくても、誰も困らないと思うのだけど(こういう言い草をしている自分は我ながらかまってちゃんな気がして嫌な感じ)…また朝が来たら、与えられた役割を、ストイックにこなしていくのみ。
それを積み重ねて、経験や幅を広げていく。
心の中のコントラストも、年齢とともに強めていく。
その、繰り返し。