遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

たまには真面目な話を

昨日は、岩手県知事選挙と岩手県議会議員選挙の投票日だった。

別にどこか特定の政党を推すわけでもなく、政治にゴリゴリに意見をしたいわけでもない、田舎の子育て世代の1人だが、一応、選挙となると、きちんと考えて投票しなくてはと思う。


そういうとこ、真面目で変な正義感が強いのは昔からだ。

息子たちの少なくともどちらか片方を投票所へ連れて行き、投票する様子を見せるのも、私の勝手なポリシーみたいなもので、そうしておけば「当たり前に行くもの」と、少しは認知してくれるかなと、淡い期待を抱いている。
行くこと、考えることに意味があるはず。



興味の有無や面倒かどうかじゃなくて、やるべきことだと思うのに、同僚の中にも「未だかつて一度も行ったこと無い」と悪びれず言う人がいるのが何だか悲しい。

他人を変えるのは容易ではないのだから、嘆いても仕方ないのだが。


個人的には何となく今回はいつもより関心を持ち、昨夜はYouTubeライブ配信ローカル局の選挙特番をBGMにして、家事をしていた。


知事選はあっという間に当確が出たので、あとは細かい分析などを、なるほど勉強になるなぁと思いながら聴きつつ、きりの良いところで就寝した。

日本っておそらく、選挙…というより、政治の話はあまり誰かとすることを良しとしないお国柄だけれど、もう少し関心を持たないと、偉い人たちが好きなように思うままに事を進めてしまうのではないか。


何の力にならなくても、関心、意見は持ち続けていたいと、思うのだ。


…それにしても…完全に個人の感想なのだが…
落選した知事選の候補者の方、「今後一切政治はしない」と、今回の落選を機に政界から手を引くことをすぐ表明していたことに、何とも言えず、がっかりした。

仮に本気でそういう気持ちだとしても、今日の今日、投票日当日の敗戦の弁でそれを言うのはいかがなものか、と。

しばらく休みたい、くらいでお茶を濁すことは出来なかったのか。


…何となく、その言い草が、「レギュラーになれなかったから入ってる部活辞める」、っていう子どもに近い印象で、ここしばらくの選挙戦何だったん?その程度の思いだったん?と、一気に興ざめしてしまったのだった。

つまり、心からの熱意はなかったということなのか。大きな力に担ぎ上げられただけですー、とでも言いたいのか。

それ以外の話していた内容に対しても、色々思うところがあった。ここでは割愛するけれど。


投票前からその後まで、多分これまでで一番真面目に選挙の一部始終を見た気がする。

勉強になった。